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技術コラム

水噴霧システムの導⼊⽀援事例

 水噴霧が注目されるようになりました。
 夏場の熱中症予防の為に水を噴霧し打ち水効果で気温を下げる設備が駅や公園で多く見られるようになりました。電子部品工場のクリーンルームやサーバールームでは静電気が大敵で、湿度管理が必要となっています。病院や養護施設では除菌や消臭の為に水や除菌剤が噴霧されています。鶏舎や豚舎、牛舎でも消臭対策で、また、夏場の牛乳生産量は暑さに左右されますが、牛舎の暑さ対策にも水噴霧が有効であります。ビニールハウス内の農薬散布などにも効果を発揮します。
 下図はJOノズルを使った水噴霧システムの略図です。60本のJOノズルから噴霧する事が出来、1本当り1時間に最大12L、60本で最大720Lの水を噴霧する事が出来ます。
 コンプレッサーよりも消費電力が少なく、安価な高圧ブロワを使用しますので、初期投資とランニングコストの両方を軽減すり事が出来ます。

図

 

JOノズルを多数本用いた噴霧システム 
JO Spraying System

特徴

噴霧液量の調整範囲が広いー二流体方式だから
ノズルの詰まりによるトラブルが少ないーJOノズルのセルフクリーニング効果により一流体ノズルや従来の二流体ノズに比べ圧倒的に詰まりにくい。
電力消費が少ないーJOノズルは低空気圧で良好な微粒化ができるから
イニシャルコストが抑えられるー高圧液ポンプが不要、コンプレッサでなく低空気圧のブロワですむから
ユニット方式のため規模に応じた最適なシステムを提供、大規模施設への適用が容易。同一仕様のユニットを複数設置することにより適切な噴霧量管理が可能になり維持費の削減が可能

 

用途(代表的なもの)

加湿:病院、介護施設、大規模集会場、野菜工場、キノコ栽培施設、農業用ハウス
静電防止:電子部品工場、大規模コンピュータルーム
殺菌消臭:アスレティック施設、介護施設等の換気装置


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